Krill Oil Week 2026 前編―オメガ3市場は次のステージへ ― なぜ今、クリルオイルなのか

EPA・DHAをはじめとするオメガ3脂肪酸は、健康維持に関わる栄養素として広く認知されるようになりました。
一方で、オメガ3を供給する素材ごとの特長や違いについては、必ずしも十分に理解されているとは言えません。
健康寿命への関心が高まり、サプリメント市場が成熟するなかで、生活者が求める情報も変化しています。
Krill Oil Week 2026では、こうした市場環境の変化を背景に開催されました。
本記事では、Krill Oil Week開催の背景と、この1週間で取り上げてきた主なテーマをご紹介します。
オメガ3市場の拡大と消費者ニーズの変化
近年、日本では健康寿命の延伸やQOL(生活の質)の維持への関心が高まっています。
認知機能、運動機能、心血管系の健康、さらには日々の活力維持など、多様な健康ニーズを背景に、EPA・DHAを含むオメガ3サプリメント市場も拡大を続けています。
その一方で、オメガ3という栄養素への認知が広がるなかでも、原料ごとの特長や違いについては十分に理解されているとは言えません。
生活者が自分に合った製品を選択するためには、成分だけでなく、その成分を供給する素材についての理解も重要になります。
こうした背景から、Krill Oil Weekではクリルオイルに関する情報発信を通じて、素材への理解を深める取り組みを行っています。
その第一歩として、Day1ではクリルオイルの特長を紹介しました。
▶ 関連記事:「クリルオイル「Superba krill🄬」が選ばれる7つの理由」(Day1)
サプリメント市場の成熟とともに、消費者が求める価値も変化しています。
単にオメガ3(EPA・DHA)を摂取するだけではなく、
- 科学的根拠はあるか
- どのような特長を持つ素材なのか
- 品質はどのように管理されているのか
といった点への関心が高まっています。
また近年は、栄養素を摂取することだけでなく、自身の状態を把握しながら健康管理を行う考え方にも注目が集まっています。
Day2では、体内のオメガ3状態を評価する指標として知られる「オメガ3指標」について、麻布大学名誉教授であり、赤血球膜中の脂肪酸測定キットの開発に携わる守口徹先生に、赤血球膜EPA+DHAの測定意義から、栄養評価、研究開発、ヘルスケアへの応用可能性までを解説していただきました。
▶ 関連記事:「オメガ3指標が示すもの―「摂取量」から「体内状態」へ進化するオメガ3評価」(Day2)
さらに、クリルオイルに関する研究も年々蓄積されており、新たな可能性についての検討が進められています。
Day5では、慢性的な筋骨格系の痛みに関する研究を紹介しました。
▶ 関連記事:「慢性的な筋骨格系の痛みに関する研究紹介」(Day5)
信頼できる情報へのアクセス― 日本語版KrillOil.comを公開
クリルオイルに関する情報をより多くの方に届けるため、Krill Oil Week 2026では日本語版KrillOil.comを公開しました。
同サイトでは、クリルオイルの特長、健康に関する研究、サステナビリティへの取り組みなどを紹介しています。
特定ブランドに依存しない情報サイトとして、生活者や業界関係者がクリルオイルについて理解を深めるための情報を発信しています。
▶ 日本語版KrillOil.comはこちら
近年は健康だけでなく、原料調達や環境への配慮を重視する生活者も増えています。
水産資源の持続可能な利用への関心が高まるなか、オメガ3素材にもトレーサビリティや環境配慮が求められるようになっています。
クリルオイルは厳格な資源管理のもとで供給されるオメガ3素材であり、品質だけでなく持続可能性の観点からも注目されています。
Day3では、南極クリル漁業とサステナブルなオメガ3供給について紹介しました。
▶ 関連記事:「南極クリル資源の安定性が裏付ける、持続可能な海洋管理―2025年調査より」(Day3)
業界全体で理解を深めるために
Krill Oil Weekは2024年に北米でスタートし、2026年には日本を含むアジア地域へと展開されました。
Krill Oil Weekは、単一企業によるプロモーション活動ではなく、素材メーカー、サプリメント企業、小売企業、メディアが連携しながらクリルオイルへの理解促進を目指す業界横断型の取り組みです。
期間中には、アジア向けウェビナー「The Multi-Nutrient Game Changer」も開催されました。
クリルオイルが持つ複数の栄養成分の特長や、リン脂質型オメガ3ならではの特性、さらに筋肉維持や筋骨格系の健康に関する最新の研究について紹介しました。
▶ 関連記事:「The Multi-Nutrient Game Changer ウェビナー開催」(Day4)
後編予告
この1週間を通じて、Krill Oil Weekでは「科学」「サステナビリティ」「情報へのアクセス」というさまざまな視点からクリルオイルについて紹介してきました。
後編では、これらのテーマを振り返りながら、Krill Oil Weekが目指すもの、そして世界で広がる理解促進活動についてご紹介します。
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本件に関するお問合せ先
アーケル・バイオマリン・ジャパン株式会社(担当:北澤)
Tel: 03-6894-4156
e-mail: info.japan@akerbiomarine.com

















